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お久しぶりです。
もう誰もチェックしてないと思うのですが、書きます。自分の為に! ◆ ひとりと一匹 富士丸と俺のしあわせの距離 / 穴澤 賢 (アーティストハウスパブリッシャーズ) ひとりと一匹 富士丸と俺のしあわせの距離 posted with amazlet at 08.12.02 穴澤 賢 アーティストハウスパブリッシャーズ 売り上げランキング: 172891 犬って凄いんです。ただの愛玩じゃないんです。人を変えちゃう力があるんです。 でも、同じイキモノなのに、私は人を変える力はないんです。 だから、やっぱり犬は凄いんです。 ◆ 風が強く吹いている / 三浦しをん (新潮社) 2度読みました。 1度は刊行されたばかりの昨年10月くらい(2006年)。 2度目は、今年4月、イギリスからの帰りの飛行機の中で。(4月に行ってきました) 3度目も読みたいくらい面白かったです。是非。 ◆ 銀のいいまつがい / ほぼ日刊糸井新聞 (東京糸井重里事務所) ぶはっ!!!とか、ぐはっ!!!とか、ぅわはははは!!!と笑うことが出来ます。 笑いすぎて、腹筋が痛くなるのが難点でしょうか。強いて言うならば。 ただ、外で読むのは薦めません。この本は笑わずして読むことは出来ないからなのです。 だから、薦めないという次第なのですが、(色んな意味を含んだ)視線を感じたい方にはこぞって外でお読み下さい。そこから出会いがあるかもしれませんしね。<多分、ない ◆ こんな僕でも社長になれた / 家入 一真 (ワニブックス) ご存知の方はご存知のロリポップ!(レンタルサーバーの会社です)の会社の社長さんの本です。所謂、ビジネス啓蒙系じゃなくて、優しい家族のお話だったので、とても優しい気持ちで読めました。 実はこの会社、昔は福岡が本社だったのですが(作者自身が福岡出身)、その頃、ここの求人が出てまして、それに応募しようかと思ったことがありました。思っただけで止めましたが、楽しそうな会社なんだなぁ、応募してみりゃ良かったかも、とこの本を読んでから思いましたが、今は今で居場所があるので大丈夫です。 ◆ 図書館戦争 / 有川 浩 (メディアワークス) 本の先生であるくまこ先生が読んでいたので、読みました。<真似っ子 設定勝ち。兎に角、設定勝ち。まだまだ設定勝ち。<私も3回言った 本当に面白くて、ばんばん読めます。面白いから、まだコレを読んでた途中だったのに、残り2巻も(当時は3巻まで出てた)買い揃えました。そして、一気に読みました。 「面白いけど、内容薄い」という意見もあるようで。(まぁ、分からんではない)文学としての重厚さや思慮深さを本に求める方も勿論いて、それはそれで良いと思うのですが、読んで面白い!!と思うことが私にとっては一番大事です。読者をその世界にがっつりと引き込めなけりゃ、作者のただの自己満足文章だと思うのです。だから、面白けりゃオッケーなのです(゚∀゚) 設定勝ちですから。<4回言った という訳で、【その1】はコレにて終了です。 いつだって、夏休みの宿題はギリギリまで終わらない子でした。 そうそう人間は変われません。 #
by hachiko88
| 2007-12-16 02:37
| 読書日記。
早く!早く書かなきゃ、年が明けちゃう!
部屋の大掃除もまだ終わってないし、エアコンのフィルター掃除もしてないし!!花屋に暮れのご挨拶にも行ってないし!! それもこれも、母親が年末の買出しに行ってて、犬と留守番を頼まれているからなの!! 決して、『結婚できない男』の再放送をやってて(九州だけか?)、それを延々と見ているからじゃないの!! というわけで、くまこ先生と一緒に駆け込みたいと思います。 さぁ!今年最後の感想文デス!! っつーわけで。 ■ 砂漠 / 伊坂幸太郎 (実業之日本社) 「大学の一年間なんてあっという間だ」入学、一人暮らし、新しい友人、麻雀、合コン…。学生生活を楽しむ五人の大学生が、社会という“砂漠”に囲まれた“オアシス”で超能力に遭遇し、不穏な犯罪者に翻弄され、まばたきする間に過ぎゆく日々を送っていく。パワーみなぎる、誰も知らない青春小説。 最近、作品紹介はコピペです(笑)。 いやー!くまこ先生が二度も読むくらいの作品だったので、私も読んでみました。(いや、実は何度も何度も読み直しているらしい) くまこ先生!ありがとう!!ヽ(・∀・)ノ ちょー面白かったー!こういう青春小説だいすっき!とは言いつつも、実は伊坂幸太郎タソはちょっと読まず嫌いでした(笑)。けれど、これから他の作品も読んでみたい!とものっそ思いました。ただ、自分の性格的には、ハマっちゃうと本当に酷いので、適度に読もうと思っている次第なのです(笑)。 やっぱり特筆すべきは西嶋ですね!(という登場人物がいるのです)下らないことを極論で主張して、その主張に周りが巻き込まれていく辺りなんて、「西嶋(・∀・) カコイイ!!」と、思わずにはいられなかったり。
とは、西嶋の談。 こういうことを言えちゃうのが、ちょうど大学の頃なんじゃないかと。そんな風に思ったりします。自分たちは無力であることを知っている。けれど、砂漠に雪を降らすことだってできるなんじゃないか、なんてことをまだちょっと(いや、西嶋は本気だ!)思っちゃったりしちゃうっつーかね。ああ!眩しいよ!青春!!!<青春小説ばかり読みすぎてバカになっている 勢い余り過ぎて、ちゃんとした感想になってない感がもりもりですけど、青春小説がお好きな方は、楽しんで読むことが出来ると思いますので、是非! というわけで、今年一年、皆様ありがとうございました。 あまり更新もできず(それは、そもそもあんまり読書ができなかったから)、何となく申し訳ないような気がしております。来年はもうちょっといっぱい本が読めるといいなぁ、と思っている次第です。 拙い上に、偉そうなことをつらつらと書き連ねている、横柄なブログでございますが、来年もお暇潰し程度に読んで頂けたら嬉しく思います。どうぞ宜しくお願いいたします。 と、綺麗にまとめた所で、母親が帰ってきたので、慌てて掃除します!!(・∀・)ゞ 紅白までには掃除を終わらせねばならない事情があるのです!!<単なるヲタク活動です 皆様、良いお年を!! #
by hachiko88
| 2006-12-31 16:04
| 読書日記。
さぁ!会社が休みになりましたよー!ヽ(・∀・)ノ
っつーわけで、ブログの更新をしようと思ったら、何かアレですね? エキサイトさんでもアフィリエイトが可能になった、とのことなので、再び画像を貼るようにしたいと思いますー!(まだ禁止だった頃に、アマゾンアフィを貼ったら、エキサイトさんに怒られた、という経緯あり) いや、別に本気で不労所得を狙っているわけではないんだけれども!(笑) このブログで紹介した本に興味を持って頂けて、んでそれを読んでいただけるなら、本屋で探しやすいようにとー、と思っております。 ああ、俺って優しいな!<本当に優しい人は自分でそんなことは言いません っつーわけで。 ■ 図書館の水脈 / 竹内真 (メディアファクトリー) 学生時代に図書館で暮らした経験を持つ、売れない作家の物語。本好きで、小説に描かれた世界を旅したくなる若いカップルのナズナとワタルの物語。二つの別々の物語は、『海辺のカフカ』という物語に導かれて一つの話になる。 もうすぐ今年も終わりますので、懺悔を1つ。 半年くらい前かなー?会社を早退したことがあったんですね。でも、具合が悪くなったのは明らかにストレスのせいで(笑)。だから、実はまっすぐうちには帰らずに、本屋でこの本を買って、お気に入りのカフェでずっと読んでいました。そして、電車に乗りたくなってしまったので、本当にJRに乗って、プチ逃避行をやってしまった、という思い出がある本です。社会人失格!すいません!!!<色んな方面に向かって でねー。どうなんだろう?(いや、良い意味で) 私は『海辺のカフカ』(村上春樹著)を読んだことがあったので、すんなり『海辺のカフカ』のエピソードとかに入ることができて、すんごくすんごく面白かったんです。でも、そーいうエピソード云々とか、トリビュート小説、という観点では、『海辺のカフカ』を読んだことがない人もすんなり入れるのかなあ?という漠然とした感想はあります。 で、でもね?話の内容としては、すんごく面白かったですよ!ワタルとナズナが出会って、それによって、ワタルがどんどん本を読んでいくようになる辺りとか、ちょっとキュン(*´Д`*)ポワワ。春樹先生だけじゃなくて、色んな本や作家(藤子・F・不二雄とか徳冨蘆花とか芦原すなおとか、その他本当にいっぱいなの!)への愛とか尊敬を感じられるようなお話でした。で、更には、その芦原すなおが本の帯にコメントを寄せていたのが、何だか嬉しくなりましたねー。(いや、私が嬉しくなってもしょうがないのだけれど/笑) なんつーか…。人が人と繋がっていることの不思議さと言うか。その繋がりが導いてくれる新たな出会いの不思議さとか。そういうものを読みながら凄く感じましてね。それは、前に読んだ『カレーライフ』にも通じる印象でした。私の中では、そういう人の縁を大事にするようなお話を書いたら、この人以上の人ってなかなかいないような気がします。 という意味では、『海辺のカフカ』を読んだことがなくても、十分楽しめる本だと思います。でも、読んでたら面白さ倍!どん!!って感じでしょうか。春樹先生好きで、尚且つ青春小説だいすっき!って方は超オススメです。 今年はあんまり本読んでないんですけど、今年読んだ中では一番面白かったです!!2年連続で、竹内氏が受賞ですね。おめでとうございます!!<空に向かって呟く 休みに入った途端、生活リズムが崩れまくりです。今日(12/29)なんて、ご飯1食しか食べてない…!<今気づいた 人間ってやる気がなくなると、どこまでも自堕落に過ごせるものなのだなぁ、と思いながら、今から冷蔵庫を漁りにいってきます!ヽ(・∀・)ノ #
by hachiko88
| 2006-12-30 06:12
| 読書日記。
さて。お久し振りです。<いつだって、挨拶はコレ
下でも多少触れていますが、やっと2005年度分の読了日記を書き終えました。とある本で勢い余って、感想が長くなりすぎたので、2006年度分はこっちに移行です。何とか、今年中にちゃんとやり終えたいです!頑張ります!(でも、予定は未定!) (追記:10/29 途中まで書きましたー) (更に追記:12/29 書き残していた2作品を別の記事に移行。よって、この記事は完了!) 【2006年~】 ■ トーキョー・リアルライフ 42人の消費生活 / WEBアクロス編集室 (実業之日本社) 要は、お小遣い帳ブログが書籍化、という感じでした。無駄に分厚い上に、文字量が多かったので、読了するのに1ヶ月程かかりましたよー。暇つぶしにはもってこいの本でございました。特に感想はありません(笑)。 ■ イン・ザ・プール / 奥田英朗 (文芸春秋) 色んな変てこりんな病状を抱えた患者が、またまた変てこりんな精神科医の元を訪ね、「それ、治療?マジっすか?」という方法で、治っていくという話で、患者ごとのオムニバス形式です。 『サウスバウンド』が面白かったので、読んでみたわけなんですが。うーん。特に何も思うことなく、ただ読んだ、という感じでしたね。確かに、破天荒な感じはありましたけどー…。まぁ、1度読んだら、もういいかな?というのが素直な感想です。 ■ まほろ駅前多田便利軒 / 三浦しをん (文激春秋) キタ!しをん嬢!いや、三浦しをんは好きですけど、別に盲目的に好きなわけじゃないっすよ!でも、小説としての娯楽っつーかね。読み物としては、凄い面白かったですよ。ほろり的人情物語も上手いなー、という印象です。今までの作品が切なさが前面にある中に、ちょっとした人情がある、って感じだとしたら、こっちは、人情が前面にある中で、ちょっとした切なさがあるって感じでしょうか。(多分、ちょっと違う) うん。でもね?ご存知の通り、この本で直木賞を取ったわけなんですが、何か、この本で取るのはちょっと違うような気がします。正直に言うと、「確かに面白かったけれど、これが直木賞?」というのが、世間の意見じゃないかなぁ、とも思うし、私自身そう思います。新鋭の女性作家による、現代の若者を描いた作品、的扱いで終わってしまうような気がします。どうせなら、と言うか…。やっぱり『むかしのはなし』で取って欲しかったなぁ、と思います。(この本はその前の直木賞でノミネートされていました)好きな作家が直木賞を取って、嬉しいんだけど、ちょっと複雑でごわす。 っつかね?コレ、ドラマ化したら良いんじゃないの?(笑)多田は岡田君がいいなー。<欲目満点 ■ 料理の常識 / 渡邊香春子 (講談社) 何となく本屋で買った本。料理の基礎が載ってます。 すんごい分かり易くて、面白かったですよ。イラストとか載ってて。ぶりの照り焼きとか作ってみたい気分になります。まぁ、作らないですけどね!(笑顔)この本を持っていれば、いつでも嫁に行く準備はOK!!的な気分になります。まぁ、行かないですけどね!!(超絶笑顔) ちなみに。ここを更新する時というのは、大抵具合が悪い時が多くてですね(笑)。えぇ、例に漏れず、今回も具合が悪いです。何でだろう?と自分なりに考えてみたら、大したことはありません。以下、解説。 具合が悪いから一応寝てる。 ↓ 初めは物凄く寝ているのだが、段々寝すぎて寝れなくなり、暇になる。 ↓ しかし、PCする程の元気はない。だから、本を読む。 ↓ 本を1冊読み終える頃には、ちょっと元気になっているので、感想でも書くか!という気になる。 ↓ 今に至る。 というわけで、前回具合が悪くて読んだ本は『図書館の水脈』で、今回は『砂漠』です。体調不良を報告するブログにならないように気をつけたいと思います。頑張ります。 一応、いつだって、頑張って生きているつもりなので、頑張るという言葉は嫌いではありません。頑張れ!俺!! #
by hachiko88
| 2006-10-27 00:42
| 読書日記。
間違ってないもん!!新年一発目の更新だもん!!<言い訳がましい子供状態
えー。お久しぶりです。(色んな意味で) 皆様、お元気でしたか?私は何とか生きてます。人生、色んなことがいっぱいです。 近況についてご報告するならば、耳鳴りと頭痛が酷いです。(ジャストナウ!で、酷い) 年を取ると柔になるもんだぁ、と心から実感中。また一つ曲がり角を曲がった気がします。今年で27なの。 っつーわけで、現時点では、記録のみ。感想は後日書きます。 (追記:途中までは書きました!途中までだけど!) (さらに追記(2006/10/28):勢い余って、長く書きすぎたので、多少構成を変えました!2005年度分は全部書いてます) 【2005年読了】 ■ プリズンホテル【1】-夏 / 浅田次郎 (集英社文庫) ■ プリズンホテル【2】-秋 / 浅田次郎 (集英社文庫) この本は親会社の事務のお姉さんの薦めでしてね。何だか、読まなくちゃいけないような雰囲気になったので、読み始めたんですけど(笑)。いやー!当たりですよ!すげー面白い!何て言うか、登場人物達が皆、個性的で奇妙で、ドタバタしてて…(そういう話が好きなんですよ!/笑)。笑いもあれば、目頭が熱くもなっちゃったりして。誰一人としてまともな人間は出て来ないのですが(笑)、その奇妙な人々の奇妙な行動をちゃんと纏め上げて、ホロリとさせてしまう作者に完敗です(別に作者は私に勝負は挑んでいないけど)。浅田次郎って、『鉄道員』だけの人じゃなかったのね!!これから、他の作品も読んでみたいなぁ、という気にさせられました。が、まずは【3】を読まねば!! ■ 流星ワゴン / 重松清 (講談社文庫) 今回も、「重松清が書く物語の主人公はおじさんだからなかなか共感出来ないシリーズ」(勝手に命名)だったわけなんですが。えぇ、やっぱり共感出来ませんでしたよ(笑)。けどね、やっぱり温かいお話だなぁと、毎度毎度同じ感想で申し訳ないくらいなんですが、やっぱりそう思うのです。 作中では、主人公(勿論、おじさん)は、岐路だった、と言われる過去に戻ります。過去に戻れたら、今とは違う結果になるのだろうか。今よりも少しはマシな今になるのだろうか。そんな思いはきっと誰にもあるんだろうと思います。勿論、私だって。けど、作中では結果、「今」が変わることはありません。変えられない、変わらない過去を見てしまうことは、今の自分に対する仕打ちにも思えるけど、ただ嘆き、悲しみ、途方に暮れてしまうのではなく、だから未来を見ていこう、というちょっとしたメッセージだったような、そんな気がします。まぁ、ありきたりと言えば、ありきたりなメッセージですけど、そういう「当たり前のこと」を優しく、人を否定することなく。あるがままで良いんだよ。でも、ちょっと前を向いたら何か違う未来が待ってるんじゃない?と、押し付けがましくない感じで語りかけるのが、重松さんのお話の魅力だと思います。だから、好きっす。(主人公はおじs・・・(略))。 ■ 終戦のローレライⅠ / 福井晴敏 (講談社文庫) 映画になったアレです。(それだけかよ) まだⅠしか読んでないので、微妙なんですがー…。とりあえず登場人物が多いので、確認作業で四苦八苦します。Ⅱ、Ⅲと読み進めていけば、面白くなるんでしょうけど、現時点では続きを読む予定はございません(笑)。そーいや、作者の人って確か、ファンの人と結婚したんですよね!(どーでも良い話) ■ 悪人正機 / 吉本隆明・糸井重里 (新潮文庫) ええと。これは会社の上司から借りて読みました。上司は吉本隆明信者なのです(笑)。あ、ちなみに、吉本ばななさんのお父様でいらっしゃいます。 で。共著で糸井重里氏の名前が連なってますけど、彼は聞き手という立場で、だからと言って、会話形式の文章ではありませんでしたよ。お題に即した、吉本氏の言葉がずっと書いてあって、章の最初に、吉本氏の話を聞いた糸井氏の感想が載っている、くらいな感じでした。でしたので、普通に読むことが出来てよかったです。所謂、対談本だったら、ちょっとイヤだったかもしれませんね。相槌とか載せなくていいよ!とか思っちゃうタチなので(笑)。 で、で、感想ですが。私は吉本氏の本を読むのは初めてだったのですが、すげー面白かったです。あのねーどこだったかなー…。一番同意しちゃった文言があったんですよねー…。(パラパラと本をめくる) 「挫折なんてしなきゃしないでいい。『挫折をしなきゃダメだよー』なんて言うヤツの言うことなんて、流してりゃいいんだよ」 みたいなことを仰ってて(笑)。 全く持って同意です。挫折とはちょっと違うけど、苦労とかもそうですよね。苦労したから良い、とか苦労しなかったから悪い、とか。そーいうのは、ちょっと違うと思うのです。苦労なんて、誰だってしようと思ってするわけじゃないし。「良い苦労」の基準ってなんだよ?とかって思っちゃうし。っつか、苦労なんて、誰だってしたくないじゃん?(笑)苦労や挫折をしたから、人として優れてる、なんていう評価は違うと私は思うので、上記の言葉に激しく同意でした。それは、人の本質じゃねーだろ。みたいな。(ああ、「本質」なんて言葉を使うこと自体が、吉本氏と上司の影響だ…!) 他にもねー、何か色々と、「ああ!そう!私もそう思うの!!」という所はあったので、兎に角面白く読めました。(勿論、全部が全部同意!というわけではないですよ)基本的に、精神啓蒙系の本は好きではないのですが(笑)、これは凄く面白かったです。 ちなみに、前にも書いたと思うのですが、元・過激派というおじさんと知り合いです。その方曰く、「吉本はダメだ!」とのことなのですが(笑)。なんつーかね。そのおじさんが話してくれる話も凄く面白いし、色々と考えたりする所もあったりするし。それと同じように、吉本氏の言葉にも考える所があったりもしたし。どっちが良いとか悪いとか、そういうことではなく、両方のと言うか…。自分が良いと思った、色んな言葉を心に留めていられる人間でありたいなぁ、と。そんなことを思います。 えー。2006年10月にして、2005年度分の読了日記をやっと書き終わりました!!ヽ(・∀・)ノ (【悪人正機】の感想を書き終えたのは10月なんです) 2005年度読了総括をやりたかったんですけど、今それをやるのは如何なものか、ねぇ…?(笑)来年のことに思いを馳せすぎると、鬼が笑うらしいですけど、去年に思いを馳せすぎると、どういうんでしょうねー?鬼が怒るんでしょうかね。なら、やらないー!ヽ(・∀・)ノ #
by hachiko88
| 2006-06-17 12:07
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