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お久しぶりでございます。旅に出たり、パーティーに出てみたり、残業祭りを催してみたり、仕事で徹夜なんてしているうちに12月になってしまいました。11月は1回も更新していない上に、1冊も本を読んでいません。今年も残る所、あと2週間とちょっと。まだ書いていない感想を書いておこうかと。年末に、今年読んだ本の総集編祭りをやりたいので、その前に書いておきます。今年の汚れ、今年のうちに。
っつーわけで。 ● 竜馬がゆく(1) / 司馬遼太郎 (文春文庫) もうストーリーはいらないでしょう(笑)。題名を聞けば誰もが知ってる、司馬遼太郎氏の作品。竜馬好きなら誰もが通る道(勝手に言ってます)。それがこの本かと(だから、勝手に言いなさんな)。第一巻では、奥手だった少年時代、剣術修行の為の土佐からの旅立ち。そして、山内藩公の御前で行われた諸流試合までが描かれています。 もうねー。アレですよー。竜馬が江口洋介に思えてしょうがないわけですよ!(優しい解説:去年(2004)の大河ドラマ「新撰組!」において、江口洋介さんが坂本竜馬役を演じたのです) 文中に出てくる竜馬の会話は全部江口さんの声に脳内変換されてしまっております。 何て便利で、何てヲタクな脳内なんだ。更には、途中から桂小五郎も出てくるわけなんですが、それも便利な脳内では、石黒賢に変換されています。思わず「坂本くん…!!」なんて一人芝居でもしたい気分になってしまいます。うむ、困った。しかし、竜馬は兎も角、桂小五郎までこんな調子なんですから、恐らく出てくるであろう新撰組メンバーの際には、自分がどうなってしまうのかが分かりません。怖い…私が怖い……!!斉藤一なんかが出てきちゃった日には、自分で本の中に台詞を付け足すこと間違いなしだな!(笑顔) そう言えば、と言うか、何となく気付いていたことなのですが、最近、全く『恋愛小説』というものを読まなくなりました。もう、そういうのはお腹いっぱいですvみたいな(笑)。前々から歴史小説は嫌いじゃなかったけど、以前の私だったらこの『竜馬がゆく』なんて、手を出さなかったと思います。良い本らしいけど…そんなんで人生変わるわけねーじゃん、みたいな感じで(性格悪し)。どういう心境の変化なのかは、自分でも分かりませんが(笑)、こーいう本も悪くないと思うようになりましたね。格好良い心持ち具合なんかを読むと、あぁ自分もそうでありたいな、と思います。人生に於ける心のあり方(格好良く言うと)。そういうことの方に目が向くようになったからでしょうかね。本に人生指南を求める方ではないのですが、この本は読んでて、竜馬の心意気が格好良いので、自分も姿勢が良くなるような、そんな気がします。続きを読む時間が欲しい所です。 ちなみに。この本を読んだ時にも付箋は使用していません(笑)。 #
by hachiko88
| 2005-12-17 20:34
| 読書日記。
えー。テンプレートを変えた日のことですが。
いや、確かに野放しだったのですが、意外なことに、真面目に仕事したり勉強したりしておりました。「意外なことに」と自分で言ってしまうのは如何なものか、とは思いますが。ので、今日に伸びてしまいました。すみません、とお詫びする程度のことではないのとは思うのですが、有言不実行があまり好きではないので(だから、何も言わずにずんずん行動しちゃう身勝手な人間です)、お詫び申し上げ奉り候。素直に、ごめん、と言えないお年頃。今日も野放しなの。 っつーわけで。 ● サウスバウンド / 奥田英朗 (角川書店) 「税金なんか払わない」「学校なんて無理して行く必要なんかない」などとよく口にしている父は元過激派。役所の人間と顔を会わせれば喧嘩にはなるし、コウアンにだって、いまだに眼を付けられているらしい。 破天荒極まりない、型破りな父親に翻弄される小学6年生の主人公とその家族を描く。 『父は元過激派だ。』そんな帯に惹かれて購入したのですが。 父ちゃん、カコイイ!ヽ(・∀・)ノまずはこの一言に尽きるかと(笑)。 奥田氏の本は今回初めて読んだのですが、非常に、とても、かなり、面白かったです。読後の爽快感としては『カレーライフ』と似たような感じを受けました。「あー!面白かったー!」と満足して、本を閉じることが出来ました。『面白かった』という言葉がぴったりな作品だなぁ、と思います。 登場人物達(主人公や、その友達、そしてその家族)の小気味良い会話とか、主人公の視点から見た大人、とか。何か、落語っぽいなーという印象を感じました。『大人の事情』なんてものが何となく分かり始めるのだけれど、でもやっぱりまだまだ真っ直ぐな心を持っている主人公の目線で見る大人の世界の描写に、ニヤリと思ったり、笑っちゃったり、気付かされたり。それが、上手く会話に繋がってたりするので、落語っぽい小気味の良いテンポ、と思った次第です。 話の内容としては、『じーさん武勇伝』のような感じでした。やっぱり(笑)。家族が父ちゃんに振り回されています。あっちが『ヲイヲイヲイ!!じーさんよ!!』という感じなら、こっちは『ヲイヲイヲイ!!とーちゃんよ!!』という感じです。間違ってないと思います。話の展開は凄いですけど、『元・過激派』という設定の父ちゃんである上に、前半はそれにまつわる話がちゃんと描かれているので、無理やり感は少なかったと思います。ま、でも、こんな父ちゃんだったらヤだな、というのは勿論思います(笑)。 この作品がかなり面白かったので、奥田氏の他の本も読んでみようと思います。まずは『イン・ザ・プール』から入ってみようかと。ちょろっと立ち読みしたら、あっちも破天荒な香りがしました(笑)。近いうちに買っちゃうと思います。 どーでも良い話なんですけど、仕事をするようになってから付箋をよく使うようになりましてね。 ぺたぺたと手帳に貼ったり、PCのモニター周りに貼ったりしているわけなんですが。 これを本にも最近使用するようになりました。おお!(・∀・)イイ!!と思う所を読んでいる時に、 ぺろっと貼ってます。そうすると、この感想を書く時に良いなぁーと思ったりして。 いや、何でかっつーと、ここを書く時に、『ああ、あそこ良かったんだけどー・・・どこだっけー・・・』と思ってページをめくるんですけど、結局見つからない確立7割なんです。楽天並みの弱さ。 そーいう使い方をすると、用途が限られている様に思える付箋も意外に役に立つぞ、という話でした。オチはありません。 強いてオチをつけるなら、この本を読んだ時は、まだ付箋を利用していなかったので、 良かったと思ったシーンや台詞を全く覚えてない、という点でしょうか。HAHAHA! ・・・お後が宜しいようで。 #
by hachiko88
| 2005-10-25 14:00
| 読書日記。
テンプレート変えました。半自作、と言って良いかと。
このブログをやってるのは、『ハチ』。 プロフィールの写真は、何故かほくろが付いている『ライオン』。 そして、TOPの写真は、目つきの悪い『カモメ』。 何ですか。このブログはどこへ行きたいのですか。 ちょこちょこと本は読んでます。 明日から、会社で1人野放しになるので、感想書きます。 ついでに言うなら、このテンプレートの変更作業も会社でやりました。 何ですか。給料泥棒ですか。 #
by hachiko88
| 2005-10-17 20:19
| 徒然。
台風通過後の吹き返しの風が凄いデス!!
怖いYO!!家が揺れてるYO!! 寝てたんですが、風の音で起きてしまったので、ちょろっと書きます。 読了一覧(っても、そんなにない)。 ● サウスバウンド / 奥田英朗 (角川書店) ● 竜馬がゆく(1) / 司馬遼太郎 (文春文庫) 両方とも申し分ないくらい面白かったです! 『竜馬~』は早く(2)を買わねば!! んで、今平行して読んでる本一覧(これは凄い)。 ● ベンチャー企業 / 松田修一 (日本経済新聞社) ● 文房具を楽しく使う -ノート・手帳篇 / 和田哲哉 (早川書房) ● 正しいHTML4.0 / ビレッジセンターHTML&SGML研究チーム著 ● プリズンホテル(1)夏 / 浅田次郎 (集英社文庫) 上記、上から3冊は上司から借りてきました。 何でこんな本読んでるんだ!?の筆頭は『ベンチャー企業』でしょうか(笑)。 『文房具を~』は凄く面白いです!文房具買いたくなります! で、特筆すべきが『正しいHTML~』なのですが。 すげー。これ、すげー!!まだちょろっとしか読んでませんけど、読みながら思うことは、 H T M L 原 理 主 義 ! っつーことです(笑)。 ま、つまりは、W3Cの仕様書通りの正しいHTMLを記述しましょう、という本なんですが、 所々に毒が吐いてあって、すげー面白いです(笑)。 HTMLってのは、HPを作るための言語です。(この言い方も間違ってるらしい/笑) 読んでると、「えぇ!?あの書き方って間違ってるの!?」と思うことしきりです。 例えば、今は<B>タグは使っちゃいけないらしいですよ。 <Strong>で記述するのが正しいらしいです。・・・え?知らなかったの私だけ? 襟を正す思いで、心の中で正座しながら読んでます(笑)。 『プリズンホテル』は親会社の事務のお姉さんの薦めで読んでます。おもろいっすよ! っつーわけで、そろそろ寝ます。 ああ、今日は『鋼~』の放映日だ・・・。ビデオのセットをせねば・・・!(ヲタ) #
by hachiko88
| 2005-09-07 01:17
| 備忘録。
何か問題でも?(笑顔)
(上司がお出かけで野放しなので)読了一覧の簡単な感想を書こうかな、と。 午前中はめちゃくちゃマジメに働いたもん!!ちょっと息抜きさせて!!<必死 ● 哀愁的東京 / 重松清 (光文社) リアルな大人を書かせたら日本一(独断と偏見)な重松氏。今回も例に漏れず、反面教師的に読ませて頂きました(笑)。 かつては新鋭の絵本作家として期待されたものの、きっかけとなった1冊の絵本を出版して以降、その1冊にまつわる事柄により書けなくなっていた主人公。食う為だけにライターとなるが、その中で知り合った人々の「舞台」の幕引きを見届けていく。その度に、主人公の中で、何故か絵本に対する熱が少しずつ高まっていく。そして、手元にはそれらの人々との思い出と、数枚のスケッチが残っていく。 彼の作品って、あんまり共感は出来ないんですよね。主人公がおじさんだから(笑)。でも、リアルな姿が描かれているように思えるので、結構好きです。なんだかんだと読んじゃう。諦めているように思えちゃう「大人」達だって、本当は何かを切望してて、未来を夢見る。大人とか子供とか関係なく、誰にでも未来はあって、それを願う気持ちがある。そういう優しいお話だと思います。主人公はおじさんだけど(笑)。 ● 夜の果てまで / 盛田隆一 (角川文庫) 大学生が家庭教師先の奥さんと不倫しちゃって、駆け落ちして、でもダメになっちゃって、別れたかと思いきや、結局お前じゃないとダメなんだ・・・!というお話(端折り過ぎ)。 んー何だろうなあ・・・?何か、しっくりこなかったです。私は。狂おしい程誰かを愛して、その人を傷つけても、自分が傷ついても、それでも相手を求めずにはいられない、という激情(?)は何となく理解出来るような気はします。ただし、今回のシチュエーション(不倫)での共感は出来ないけど。文中でも、激情とか葛藤とか、そういう点については、丁寧に描かれていた様に感じました。その点は良かったと思います。 でも、何かなー・・・。2人(主人公たち)が、良く言えば自由奔放。悪く言えばわがままと言うか。覚悟なく(のように、読んでて思えた。あったとしても、薄っぺらくね?とゆいたいです)、ただ欲しいものを欲しいと叫び、手に入れ、尚且つ、周りを傷つける姿はちょっと共感しがたいものがあります。子供がおもちゃを欲しがるのと同じ姿だと。 いや、小説だから別に良いのだけれどね(笑)。勝手に夜の果てまでいっとくれ! ● 夜のピクニック / 恩田陸 (新潮社) 高校生活最後の大イベント、夜を徹して80キロの道のりをただひたすら歩く「歩行祭」。『みんなで夜歩く。たったそれだけのことなのにね。どうしてそれだけのことが、こんなに特別なんだろうね。』それぞれの生徒が、時には友人と語らいながら、時には1人で思いを巡らせては自分と対峙しながら、歩き続ける。 ご存知、第二回本屋大賞。面白かったですよー!こういう青春物だいすっき。とにかく懐かしさと言うか、自分の高校の頃を思います。「歩行祭」みたいなイベントなんてやったことがないのになぁ・・・(笑)。「高校生の頃」独特の匂いとか空気感とか、そういうのを感じ取れる作品だなぁ、と思います。読みながらあの頃の自分とか、友人とか、「あの頃」そのものとか。そういう二度と来ないものが凄く愛しく思えました。でも、高校生の頃にリアルタイムで読んでも、今を精一杯楽しもう!とは思えなかったかもな。今だから、こう思えるのかもしれません。そういう大人への青春作品かもしれませんな。(勿論、高校生が読んでも純粋に面白い本だと思います) 重松氏の作品が「大人だって未来を夢見る」ことに気付かされる作品だとしたら、こちらは「子供の時は当たり前に未来を思ってたな」ということを思い出す作品でした。両作品が、自分の中で丁度良いバランスを取ってます。偶然だったけど、両作品を続けて読んで良かったです。 ● しをんのしおり / 三浦しをん (新潮社) ● 桃色トワイライト / 三浦しをん (太田出版) なんでーこんなーにーおもろいのかよー♪(Song By 孫) 両作品とも、彼女がエッセイを寄せているBoiled Eggs Onlineからのエッセイ集なのですが、出版社が違うのが気になります。何故・・・!?ちなみに、「桃色トワイライト」の方が最新刊です。発売日より5日後くらいに買いました。だって、福岡は入荷が遅いんだもん・・・!<発売日当日にも本屋へ行った 一生、彼女をネタの師匠、及び妄想の師匠として、崇め奉りたいと思います!押忍!! っつーわけで、テンプレート変えました。 さ、そろそろ仕事でもしてやるか。<入社1ヶ月にして、早くも態度がでかい #
by hachiko88
| 2005-08-30 14:31
| 読書日記。
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